CHRO|最高人事責任者の流儀

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誰が主役なのかを忘れないようにしよう

ここ最近、特にスマートフォンのシェア率が高くなってからかな、SNSの投稿でもそうだし、一人一人の行動レベルでも「個人主義」の傾向が見られると思っています。

 

いわゆる「自分さえ良ければいい」という考え方の持ち主のことです。

 

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自分には見たいものがある。

 

それは他の人も見たいもの。

 

そこに行くまでには距離がある。

 

誰よりも早く行きたい!

 

だから走る。

 

別に周りの人にぶつかろうと、その人が転んでケガをしようとも、自分には関係のないこと。

 

自分が見たいものがそこにあるから。

 

自分だけは何とか辿り着けて、見たいものを存分に見ることができた。

 

勝ち誇ったように満面の笑みを浮かべて、スマートフォンで写真を撮る。

 

「最高の瞬間!」

 

SNSでの投稿完了。「いいね!」が付く。

 

何だか嬉しい。だから、また別の機会も同じことをする。

 


以前からこういう人はいたと思うのです。

 

でも最近、特に増えているんじゃないかな、と感じています。

 


夢中になって周りが見えないなる、その気持ちは分かります。

 

周りが見えなくなると、自分がする決断が正しいのか間違っているのか、周りがどう思っているのかが全く分からなくなります。気にしなくなります。

 

周りはそれを指摘してくれません。そういう人に指摘しても、全力で「全否定」をしてくるから。そこに掛けるエネルギーが惜しいわけです。

 

今日のまとめ


自分だけ良ければいい、のではなくて、大人の余裕でゆったりと動いて、譲ること。謙虚な気持ちで周りに接して、あらゆること、もの、人から学ぶこと。

 

「生きている」のではなくて、「生かされている」ことを意識して人生を歩んでいきたいものです。